-目次-
1.日常を枠で切り取る
2.音楽という芸術作品
3.CHASSOL(シャソル)
4.MONONEON(モノネオン)
5.まとめ

ブログシャソルモノネオン

1.日常を枠で切り取る


日常を枠で切り取ることが「芸術」
だと思うんです。

写真ドキュメンタリー

例えば、
ある人にとっては、
毎日通る道から見えるただの見慣れた風景を、

他のある人が、
カメラで撮影(枠で切り取り)
「これは作品です。」
と言った瞬間に、
その写真(切り取られたモノ)は、
作品となります。
ブログ写真芸術


それこそが芸術アートですよね。
言うならば、
「日常を違った見方で
再認識しようという試み」

的な。


「なんでこの瞬間を収めたいと思ったのかなあ、」

「この絵は、実在する建物なのかな、好きだな、、」

「これのどこが作品なんだ」とか、、



当然ですが、
人が作品からそれぞれ感じることは全く違って、
だから芸術には、間違いや正解はなくて、
そこがとても面白いところです。



2.音楽という芸術作品


音楽も同じで、

日常から生まれたであろう
名曲っていっぱいありますよね。


「自宅の庭を眺めていると、
ふとこのメロディが降りてきました。」

「この歌詞は
僕の当時お付き合いしていた人に
言われた言葉です。」

とかよく聞くじゃないですか。



そんな素晴らしい音楽作品がいっぱいあるなか、
僕が今回この記事で挙げたいのは、
実際の
日常の音を、
枠で切り取り
作品化させているミュージシャン達についてです。



3.CHASSOL(シャソル)

ブログChassol_
クリストフ・シャソル
(Christophe Chassol)、あるいはシャソル(Chassol)、はフランス出身のミュージシャン、作曲者、編曲家、音楽監督である。


[音楽スタイル]
シャソルの作品は、自身で撮影した様々な国の市井の人々の歌声や話し声を編集し、そこにピアノやキーボードで和音やメロディーを足して映像・音楽作品として仕上げるものである。もともとはYouTubeにアップされた様々な映像から自身の音楽作品を作ることを着想して始めたことだとシャソル自身は語っており、例えばバラク・オバマ大統領の演説を楽曲にアレンジした『Obama Harmonized By Chassol』などをアップロードしている。

Wikipedia 引用


書いてある通りなのですが、
人の声会話を、音楽にします。
一回聞けばわかります。名曲です。



僕は初めて聞いたとき鳥肌が立つほど感動しました。
皆さんはどう感じたでしょうか?

これ、大事なのが、映像のループですよね、

どうしても、
人の会話をそのまま音楽にしようとすると、
リズムがバラバラで、
音楽的になりづらいです。

そこで同じ区間を繰り返させることで、
一定のリズムが生まれ、

話している人が
まるで歌っているかのような
音楽が生まれます。

このループは、音楽的だけでなくて、
視覚的映像的にもとても意味のある、
効果を生み出していると感じます。

この女性の素敵な表情が何度も繰り返されますが、
ずっと見ていたくなるような魅力が、
この作品にはあると感じます。



オバマ元大統領の演説を、
ハーモニーにしている動画も有名です!

これはループさせずに最初から通しているので、
リズムは生まれづらいですが、

それでも、
そこに付け足されるハーモニーによって、
なんとも表現しづらい
(音楽的なのかも怪しい)
不思議な演説に生まれ変わります。

どんどん音量が大きくなる伴奏が不気味です笑


言葉を選ばす言わせていただくと、
アホですよねこれ、、

一個一個音とってハーモニーつけて
この喋りのタイミングに合わせて、
音鳴らすのって本当に難しいんですよ。

どんな労力やねん。
でもこの理解しがたい、作品にかける思いが、
むしろとても魅力的だなと思うわけです。



他にも人の声ではなく、
動物の鳴き声
自然の音などを、音楽化させるんです。

次のも僕大好きな曲なんですが。

なんと、、ライブでやるんですよ、、

練習大変、、
録音で何回も録り直して音源つくるのは想像できるけど、
ライブでやるのは本当にすごい、、

↓2:25から再生されます、
6:20くらいまでが1曲ですが、
全部聞かずとも、
最初の鳴き声から
音楽が生まれていく瞬間
だけでも、
感動します。



4.MONONEON(モノネオン)

ブログmononeon
この人はやばいです、変態です。

蛍光色の服を着ていたり、
ベースのヘッドに靴下みたいなのが付いてて、
見た目で損している、
本物のスーパーベーシストです。
ギターも弾きます。)

Prince が亡くなる直前の、
バンドでベースを弾いていた人でもあります。


CHASSOLさんも含め、
簡単にMONONEONさんの音楽はこうです、
とは言い切れませんね。


物凄く、現代的であったり、前衛的な、
微分音を全面におしだしてるものとか)
もう普通でない作品をすでに沢山残している、
20代のベーシストです。



この記事で紹介したい
MONONEONさんの作品は、
さっきと似ていますが、
人の会話を音楽にする
みたいなやつです。

この人めっちゃするんです、
どんだけやんの、ってくらいの量が、
インスタやTwitter YouTubeで更新され続けてます。
(ブログを書いている今、
新動画がまた更新されました笑)

有名人の喋ってる映像とかよく使います。
ジムキャリーー!!

ただこの人のは、
単純なループでないものが多いです。
もちろん繰り返させるけど、
全然一定でない感じです。

それと、めっちゃ汚い言葉出てきます笑

とにかくNGワード、みたいな。

いやMONONEONさんは汚い言葉しゃべらないです、
元となる素材の映像の人が、ものズゴイ、
とにかくお下品なこと言ってたりします笑



怒ってる人の映像多いですね。
飽きるほどあるので見てみてください。
でも多分、メッセージ性が強いのも多くて、
(英語なんで、理解するの難しい)
かなり魅力的です。

もともとの素材映像が、
面白い
ものが多いから、
それ見てるだけでも結構面白い。


MONONEONさんの紹介として、
これだけだと申し訳ないんですが、
こういう作風以外にもいっぱいあります、

ベース超カッコいいまじ激ウマです。
ぜひ調べてみてください!!!


5.まとめ


日常を枠で切り取ることが芸術だと思うんです。

というところから、
こういう作風の音楽を紹介しました。

自分の頭の中の、
音楽の可能性を無限に広げてくれる
偉大なミュージシャン達に感謝です。