-目次-
1.ゆっくりのテンポってどれくらい?
2.それ、まだ全然遅くないかもしれません
3.完成しない練習曲
4.遅いテンポ練習の必要性
5.まとめ
ゆっくりを表す写真を探したのですが、これしかなかったです。ちょっとゆったりした気持ちになりませんか?
本題はいります。
なにか新しいフレーズや、曲に挑戦するとき、最初からいきなり理想とするスピードではもちろん弾けませんよね。
なので最初は遅めのテンポから練習しますよね、それは当然ですね。
どんな教則本にも書いてますし、「弾けない、じゃゆっくりのテンポで練習しよう!」って思い付きますもんね!
でも、、そのゆっくりのテンポってどれくらいなんでしょう?
「そんなんだいたいよ!」「遅めだから、まあこれくらいよ」って感じですよね。
練習していると、こんなこと思ったりしませんか?
「これ超難しいやん!いやテンポ落としてもできないよこれ!!絶対止まるわ!!どうすりゃいいの!!!」
いくらやっても出来ない!パニックですよね!
遅めを意識しているつもりでも、速いんですよね、
他の部分に簡単に速く弾けるところがあるから、そっちに引っ張られるんです。
止まる箇所がありますよね?それは厳密に言えば、止まってる訳じゃなくて、超ゆっくりになってるということですよね、指などの移動に超時間がかかっているだけなんです。
その超時間がかかる、超ゆっくりになるその箇所のスピードを目安に!練習テンポを決めます!!
つまり、簡単に速く弾けるところも、その超ゆっくりになる箇所と同じスピードで弾きます。
だったら通して弾けるじゃないですか、一番ゆっくりになる箇所のテンポで全部弾けば、それはたとえゆっくりであったとしても、止まらない演奏になるわけです。
気付いたら速くなっちゃうんですよね!
これすごい不思議で、出来るところは速く、出来ないところは少し止まってゆっくり練習でも、繰り返しまくれば、出来るようになりそうじゃないですか?
でもなっかなかこれが完成しないんですよ!何度やってもなかなか1曲として完成しない。
仕方なく全体のテンポを遅くしまくって、止まらぬように練習して、それを徐々に速くしていく、
メトロノームと共に練習すれば、勝手に速くなる事もなくなります。
あなたが思うテンポ設定よりも、10か20以上下げてください。思ったより遅いです。
一番遅くなってしまう箇所に合わせてください!
これも高知のCafe Clefの凄腕ギタリスト佐伯北斗さんとのギター談義で話した内容になるのですが、
全国的なクラシックギターコンクールで何度も優勝経験のある北斗さんとのお話は目から鱗でした。
速く弾ける箇所も含めて、超ゆっくりで演奏するメリットは他にもあって、
超ゆっくりで演奏している間は、耳で聞こえる音、目で見えるもの、手先の感覚、など、ありとあらゆる所に意識を集中させることが可能になるので、自分の演奏を客観的に分析する事に繋がるんですよ。
例えば、「今腕の位置が少しずれて、音がこう変わった」などのように細部まで、意識を巡らすことができ、演奏の改善に繋げやすいという事です。
つまり、このスーパースロー練習は初心者の方だけでなく、
超一流のギタリストも用いるとても有効な練習法であるということです!!!
なにか練習に行き詰まったな、と感じたらぜひお試しください。
1.ゆっくりのテンポってどれくらい?
2.それ、まだ全然遅くないかもしれません
3.完成しない練習曲
4.遅いテンポ練習の必要性
5.まとめ
1.ゆっくりのテンポってどれくらい?
ゆっくりを表す写真を探したのですが、これしかなかったです。ちょっとゆったりした気持ちになりませんか?
本題はいります。
なにか新しいフレーズや、曲に挑戦するとき、最初からいきなり理想とするスピードではもちろん弾けませんよね。
なので最初は遅めのテンポから練習しますよね、それは当然ですね。
どんな教則本にも書いてますし、「弾けない、じゃゆっくりのテンポで練習しよう!」って思い付きますもんね!
でも、、そのゆっくりのテンポってどれくらいなんでしょう?
「そんなんだいたいよ!」「遅めだから、まあこれくらいよ」って感じですよね。
2.それ、まだ全然遅くないかもしれません
練習していると、こんなこと思ったりしませんか?
「これ超難しいやん!いやテンポ落としてもできないよこれ!!絶対止まるわ!!どうすりゃいいの!!!」
いくらやっても出来ない!パニックですよね!
でもたぶんそのテンポ、
・
・
・
まだ全然遅くないっす。
速すぎっす!!!
速すぎっす!!!
止まるんですよね?テンポに追いつけてないじゃないですか!!
遅めを意識しているつもりでも、速いんですよね、
他の部分に簡単に速く弾けるところがあるから、そっちに引っ張られるんです。
止まる箇所がありますよね?それは厳密に言えば、止まってる訳じゃなくて、超ゆっくりになってるということですよね、指などの移動に超時間がかかっているだけなんです。
その超時間がかかる、超ゆっくりになるその箇所のスピードを目安に!練習テンポを決めます!!
つまり、簡単に速く弾けるところも、その超ゆっくりになる箇所と同じスピードで弾きます。
だったら通して弾けるじゃないですか、一番ゆっくりになる箇所のテンポで全部弾けば、それはたとえゆっくりであったとしても、止まらない演奏になるわけです。
3.完成しない練習曲
こんなこと言いながら、僕もよくやってしまいます。気付いたら速くなっちゃうんですよね!
これすごい不思議で、出来るところは速く、出来ないところは少し止まってゆっくり練習でも、繰り返しまくれば、出来るようになりそうじゃないですか?
でもなっかなかこれが完成しないんですよ!何度やってもなかなか1曲として完成しない。
仕方なく全体のテンポを遅くしまくって、止まらぬように練習して、それを徐々に速くしていく、
すると、あっという間に完成したりします!
遅くても、「止まらない演奏」の練習が一番大切なんだと実感しました。
あなたが思うテンポ設定よりも、10か20以上下げてください。思ったより遅いです。
一番遅くなってしまう箇所に合わせてください!
4.遅いテンポ練習の必要性
これも高知のCafe Clefの凄腕ギタリスト佐伯北斗さんとのギター談義で話した内容になるのですが、全国的なクラシックギターコンクールで何度も優勝経験のある北斗さんとのお話は目から鱗でした。
速く弾ける箇所も含めて、超ゆっくりで演奏するメリットは他にもあって、
超ゆっくりで演奏している間は、耳で聞こえる音、目で見えるもの、手先の感覚、など、ありとあらゆる所に意識を集中させることが可能になるので、自分の演奏を客観的に分析する事に繋がるんですよ。
例えば、「今腕の位置が少しずれて、音がこう変わった」などのように細部まで、意識を巡らすことができ、演奏の改善に繋げやすいという事です。
つまり、このスーパースロー練習は初心者の方だけでなく、
超一流のギタリストも用いるとても有効な練習法であるということです!!!
5.まとめ
スーパースロー練習は、どんなギタリストの方にもオススメの練習法です。なにか練習に行き詰まったな、と感じたらぜひお試しください。
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