-目次-
1.BPMとは
2.Hz(ヘルツ)とは
3.BPMとHz(ヘルツ)の関係
4.音程として感じられる範囲
5.音程として感じられない世界

耳を傾ける

1.BPMとは 

BPMとは、beats per minuteの略で、その名の通り、
1分間の拍数を表す、テンポ(楽曲の速さ)の単位です。
1分間の拍数というとアバウトですが、
一般的には、4分音符を1拍とした1分間の拍数で表記されていることが多いです。

例えば60BPM という表記は、4分音符の長さ=1秒の、少しゆったりめのテンポを表します。
120BPM という表記は、4分音符の長さ=0.5秒の、少し速めのテンポを表します。

メトロノーム


皆さんがメトロノームを使って練習する際、
テンポを設定する為に使われている数字が、このBPMです。
 

2.Hz(ヘルツ)とは 

Hz(ヘルツ)とは、
1秒間に振動している回数を表す、振動数(周波数)の単位です。

このHz(ヘルツ) という単位、実は、
ギターなどの楽器を演奏される方には、とても馴染み深い単位です。

音叉、チューナーなどを使ってチューニングをする際、
A(ラ)=440Hzを基準として合わせますよね。(演奏者によって442Hzや443Hzなどに合わせる場合もありますね。)

この数字が大きければより高い音を意味します。
(ラ=440Hzの1オクターブ上のラは880Hzとなります。
振動数を倍にすると1オクターブ上がります。)

この数字が小さければより低い音を意味します。
(ラ=440Hzの1オクターブ下のラは220Hzとなります。
振動数を半分にすると1オクターブ下がります。)


とにかくここで大切なことは、
Hz(ヘルツ)という単位は、
1秒間に振動している回数を表す、振動数(周波数)の単位であり、
音程(音の高さ)を表す際に用いられる単位でもあるという事です。
音叉

3.BPMとHz(ヘルツ)の関係

ここでそれぞれの意味を、簡単にまとめます。

BPMとは、
1分間の拍数を表す、
テンポの単位である。

Hz(ヘルツ)とは、
1秒間の振動数を表し、
音程の単位としても使われる。

この2つ、とても似てますよね、
「1分間の拍数」「1秒間の振動数」
拍数と振動数は、厳密に言えば少し違いますが、
一定時間内の量を表している、という点では同じものを表していますよね。

例えば、
分速(1分あたり)と秒速(1秒あたり)の関係に近いです。

BPMHz(ヘルツ)
つまり、これらは異なる縮尺での単位というだけで、表しているものはほぼ同じだと言えます。


でもそれならばどうして、
BPMはテンポHz(ヘルツ)は音程を表すのでしょうか。



つまり、
ここから分かることが一つだけあります。

振動は、ある一定の速さを超えると、
音程として感じられるようになる。」
ということです。


皆さんはこんな経験がありませんか?

・扇風機の設定を「弱」から「強」に変えたら、
それまでは「サーーー」という風の音だったのに、
急に「ブゥゥウウウーーーーーーーーーー」という低音が鳴りだした!!
扇風機



・バイクのエンジン音が、
「タッ、、タッ、、タッ、タッ、タッタッタッタタタタタタ
ブゥゥウウウーーーーーーーーーー」と変化していった!!
バイク


これらは、振動がある一定の速さを超えて、音程として感じられるようになった瞬間です。


他にも、
・蜂(ハチ)が近くを飛んでいるときに聞こえる「ブーン、ブーン、ブーン」
・蚊(カ)が近くを飛んでいるときに聞こえる「プゥウゥウゥウゥーーン」

これらは、蜂や蚊が声を発しているわけではなくて、
あまりにも速く動く羽から、音程が感じられるのです。

4.音程として感じられる範囲 

人間の耳で、聞くことのできる(音程として感じられる)範囲は、
だいたい20〜20000Hzぐらいだと言われています。
これより聞こえる範囲が狭い方もいますし、
歳を重ねると、どんどん狭まる(特に高音が聞こえづらくなる)そうです。
耳


低い音の限界20Hzがだいたいどれくらいのものかイメージするために、
分かりやすくBPMに変換してみましょう。


20Hzということは1秒間に20回振動しているということですから、
1秒に20回×60秒=1分に1200回 振動しているということなので、

その速さは 1200BPM を想像してもらったら大丈夫です!





もちろんメトロノームにそんな数字ないです、必要がないので。

何かのソフトで1200BPM が設定できる方は確認してみてください!!

例えばその速さで、自分の腕を素早く振り続けることができたら、
「ブゥゥウウーン」と、ものすごい低い音が聞こえるはずです。

でもそれじゃ聞こえる限界の低さなので、普通に聞こえる高さにするには、
まだもう少し速く振った方がいいです。頑張りましょう。


「ギター」のレギュラーチューニングでの最低音E(ミ)が、だいたい80Hzなので、
それの1オクターブ低い「4弦ベース」の最低音E(ミ)は40Hzくらい、
「4弦ベース」の最低音よりさらに1オクターブ低いE(ミ)が20Hzくらいで、
人間が聞こえる限界に近いですね。

ギターやベースの弦を緩めて、20Hzの音を出そうとしてみてください。

もう弦が緩みすぎて、弦がただ振れているだけで音があまり聞こえてこないことが想像できますね。


それでは、例えば440Hzの音叉の音は、どれくらいの速さで振動している音なんでしょうか。
1秒間に440回振動しているということですから、
分かりやすくBPMに変換すると、

1秒に440回×60秒=1分に26400回

なるほど!26400BPMのテンポで、腕を振れば、あのA(ラ)の音が聞こえてくるんですね!

 

5.音程として感じられない世界

人間は約20〜20000Hzまでの音しか聞こえないということですが、

正しくは、「その範囲内でないと音程として感じられない」ということですね。

 
人間が聞くことのできない20Hz以下の世界というのは、これまで書いた通りです。

それは、ただの振動です。


では、ここで一つ疑問が!

20000Hz以上の世界ってなんなんでしょうか!!!



な、、なんなんでしょうか!!!??



例えば440HzをA(ラ)とした時、どんどん倍にしていくと、
1オクターブずつ音が高くなっていきます。
880Hz,1760Hz,3520Hz,7040Hz,14080Hz
これら全てA(ラ)の音です。1万を過ぎると、高音すぎて徐々に不快な音になってきます。
でもまだ音は聞こえます。

しかしこれ以上倍にしてしまうと、2万を超えます。
28160Hz,56320Hz,,,

ここまでくると私たち人間には何も聞こえません、不快も何も感じません。
そこに28160Hzが存在しているかどうかも分かりません。
耳を傾け

でもですよ、、、



でも!!!!そこに存在してるんですよ!!!


だって!!

「振動」→「音程」という、全く想像のつかない変化がこの世に存在するんですから、



音が聞こえなくなった時、それが消えたと解釈するのではなくて、

「何か全く別のものに姿を変えただけでそのままそこに存在する」
と考えることは自然なことではないでしょうか!!


「振動」→「音程」→「??」

この??に当てはまる何かがそこにあるはずなんです!!!


さて、、

それはなんだと思いますか????


その正体について、このブログを読んでくださった皆様に、ぜひ考えていただきたいです。


皆様の考えをぜひお聞きしたいです!



答えがあるものなのか、難しい話です。


ただ、

とても衝撃的で、
超!納得のいく、
面白い説があります!


皆さんも、
「面白い!!そんな考え方があったか!」

と感じてくれるであろうお話です!





このミステリーの続きは!!!
高知のCafe Clef 5月からスタートする小松の定期ライブにて、紐解いていきます。

今回ライブでお話する内容については、とある外国でのスピーチがyoutubeに上がっていたのを見てまとめました。とても刺激的な内容で、その出典についても、ライブで触れていきたいと思います!
音楽ふしぎ発見clef

このイベントでは、
小松が一人演奏の可能性に挑戦します。
それと同時に、
毎回1つのふしぎな「音楽の謎」について、ミステリーハンター小松と一緒に紐解いていく、といった内容になります。

第一回のミステリーテーマは、
「BPMとヘルツ、その向こう側」です。

このブログを読んで、気になってしまった方は、ぜひ足をお運びください!
ライブにて、詳しくその謎に迫っていきたいと思います!

ゴールデンウィーク中の第一回目ですが、必ず意味のある内容にいたしますので、
ぜひ遊びに来てください!

小松洸陽の
「音楽ふしぎ発見」~BPMとヘルツ、その向こう側~
5月5日(土)
Cafe Clef (高知県いの町天王南4-1-1)
open 19:00 start 20:00
入場料:1ドリンク代+投げ銭