-目次-
1.耳コピ
2.皆本当に同じくらいコピーに苦労してる笑
3.目コピ
4.YouTubeスロー再生
5.音楽理論は役立つ
6.まとめ
確実に一つの大切な練習法・勉強法として挙げられますよね。
耳コピとは、他の誰かの演奏を、その聞こえる音のみを頼りにして、
真似し、再現することです。

もっと広い意味で、市販の楽譜などを頼りにせず、音を取ること全般をそう言ったりもします。
例えば、YouTubeの演奏動画を見て音と手元の動きも参考にしてコピーすることも、
耳コピということがあります。
そういう場合は「目コピ」と言って区別することもあります。
人の演奏をコピー(真似)することって、本当に勉強になることが多いです。
効率的な奏法、自分では思いつかないようなフレーズなどなど、
基本的な技術でも知らないことはやはり多いのでコピーを沢山することで、
見違えるように音楽の幅が広がり奏者として大きな成長が見込める、素晴らしい練習法です。
単純に楽譜を買えばいい、という意見もあるかもしれませんが、
世の中全ての曲の楽譜が存在するわけではありません。

「この曲素敵すぎる、演奏してみたい。」と思っても、楽譜がない、
という理由で演奏しないのはもったいないことです。
そして耳コピを繰り返すことによって、耳が鍛えられることにもつながりますし、
何より、楽器を持っていないときでも、街で流れる音楽の音が、こんな音かな、と考えるクセも付きます。
それは耳のいい訓練にもなりますし、(後で実際に楽器で確認、答え合わせなどすればさらに最高ですね。)
耳コピを繰り返すことによって、
その精度はみるみる上がっていきます。
しかし「難しそう、面倒くさそう。」
などの理由で敬遠する人も多いのが現実です。

自分の中からオリジナルのものが生まれるのは、大量のコピーが前提の条件だと思います。
素晴らしい演奏を目指すなら耳コピは外せない練習でしょう。
ただ最初は慣れないとやはり難しいです、そんな時にとても役立つ耳コピお助け術を紹介します。
(耳コピする曲のチョイスも、ものすごく重要です。
今回は曲の選び方には触れられませんが、
いきなり難しい曲に挑戦して、挫折するのは良くありません。
簡単そうか難しそうかの判断も最初は迷いますが、
とりあえず動きの少ない曲から挑戦しましょう。)
(そして最初はコードや、伴奏のコピーよりも、
メインのメロディー、ギターソロなどの、
単音のコピーから始めましょう。)
今回は具体的な耳コピ方法というよりは、
その考え方や、手段の種類について挙げていきます。
2.みんな本当に同じくらい苦労してる笑
これ本当に大事な考え方であり、事実だと思うんですけど、
耳コピってマジ地味な作業で、時間かかるんですよね。

本当にたった一つの音の高さが分からなくて、その部分だけ何十回も聞いたり、
人間の耳は、一番最後に聞いた音の印象がやっぱり一番強く残るので、
何音かのメロディーを一気に聞いて、一気に当てるのはかなり難しいです。
みんなやってる有名な方法は、
例えばギターソロの、
わからないその一音が鳴った直後に一時停止、の繰り返し。
だから曲にもよりますが、耳コピの進み方は、コンマ何秒ずつ、っていうペースです。
つまり例えば20秒のギターソロとかでも、無限に感じる長さなんです。
でもやっていれば確実に終わりに近づいて、
コピーし終えた時の達成感はすごいです!
そんな苦労してコピーしたフレーズでも、数日弾かない期間があったら、
完全に忘れちゃった、なんてこともよくあります。僕は超あります。
また同じ曲コピーか、、と。(一回コピーしたことあるものは忘れていても、次コピーするときはかなり早く終わります。)
こんなことをやっていると、
「アホじゃないか、皆こんな時間かかってないだろ、
自分だけ才能なくてこんな時間かかってるんじゃないか、」
みたいに思って嫌になっちゃうこともあるんですけど、
そういうときはミュージシャンの先輩に確認してみるといいです、
皆同じようなことやってます。
コピーしたフレーズをカッコよく弾きこなしているその裏では、
地道で、地味な、耳コピという作業があるのです。
中には、
ものすごいスピードで、
耳コピする人もいます、長いフレーズを一気にコピー、みたいな!
そういう人たちは、
この地道で時間のかかる耳コピを、
何百回と繰り返してきた人たちです!
つまり、そうなりたかったら、
地道にこの作業を繰り返し、練習するしかないのです!
みんながこのアホみたいな地味な作業をしている、という事実は、
僕にとってすごく重要で、なんだか励みになるんですよね!
皆さんも一緒にこの地道な作業にハマりましょう!
目からの情報は、かなり大きな助けになります。
自分の場合はギターなので、
音をとるだけなら左手の指板さえ映っていれば、音だけの場合よりもいくらか早く終わります。
そして右手の位置や、ピッキングの仕方まで映っていれば、
その人の演奏の、
音色などの細かい部分まで、
高い再現度の演奏を目指すことのできる情報が、
そこに存在しているということです。
教則ビデオなどの場合は、両手とも分かりやすく映してくれていることが多いですね。
YouTubeなどに投稿されている演奏動画でも、
そういった目コピに適した動画が、沢山あります。

それらを使わない手はありません!
コピーが難しいとされる理由の中で、一番大きいのが、その速さです。
速いフレーズは、聞き取りづらく何個音があるのか分からないし、
第一にその知りたい音の直後に一時停止という、王道テクニックが使えないんです!
そんな時にはスロー再生!
なんと!
YouTubeにスロー再生機能があることは知ってましたか??
スマホの場合、
YouTubeアプリで動画を再生して、
右上の、3つ点が縦に並んでるマークをタップして、
【再生速度】を選んで、【0.5倍速】もしくは【0.75倍速】を選ぶだけです。
パソコンの場合、
動画を再生して、
右下にオプションがあって、
それの歯車マークをクリックして、【速度】を選んで、【0.5】もしくは【0.75】を選ぶだけです。
※0.25倍速は音が出ないので、注意してください!
この機能のすごいところは、どんな倍速にしても、音の高さが変わらないところです!
昔のラジカセのテープなどで、スロー再生すると、物理的に音の高さは低くなってしまって、
元の曲のKeyが変わってしまって、大変だったというお話を聞いたことがありますが、
YouTubeはそれをすべて自動で調整し、
同じ音の高さのまま再生してくれます!
耳コピ用に特化したソフトかよ!って感じです。
すべて無料!!!YouTube神なのかよ!
こーーんなに恵まれた環境で、耳コピむずいーーって嘆いてたら、
という苦労をしていた方達に申し訳ないですよ!
存分にこの便利ツールを使いこなしましょう!
音楽理論という言葉は、敬遠してしまう人がいらっしゃるのであまり使わなくても構いませんが、
「Key」という考え方を知っているだけで、耳コピスピードは、何十倍にも跳ね上がります!
ここで音楽理論については深く触れられませんが、
例えばスピッツのチェリーの、ギターイントロのフレーズをコピーしたいとなった時に、
チェリーはKeyがCだということが分かれば、
半音階的な考えでは、
12種類ある音の高さの中から7種類の音しか基本的にはこの曲の中には出てこない、ということが瞬時に理解できます。
12種類の中から音を探す時より、7種類の中から音を探す方が楽ですよね。
単純に考えて12分の7、
約半分の労力で耳コピが進められるようになります。
このKeyという考え方は、最初の土台部分だけなら、
ググれば1時間もかからず理解できることなのでこれ以上は書きません!
KeyがCなら
Cメジャースケール(ドレミファソラシ)の7つの音のみから
基本的には構成されている、
ぐらいのことが分かれば、とりあえずは十分です。
一回知ってしまうと、
知らない頃の大変さが恐怖に思ってしまうほど、音楽理論というのは便利なものです。

その際に役立てて欲しいのは、
これらの4つです!
みんなで耳コピに取り組みましょう!!!
1.耳コピ
2.皆本当に同じくらいコピーに苦労してる笑
3.目コピ
4.YouTubeスロー再生
5.音楽理論は役立つ
6.まとめ
1.耳コピ
楽器を演奏するものとして、「耳コピ」は、確実に一つの大切な練習法・勉強法として挙げられますよね。
耳コピとは、他の誰かの演奏を、その聞こえる音のみを頼りにして、
真似し、再現することです。

もっと広い意味で、市販の楽譜などを頼りにせず、音を取ること全般をそう言ったりもします。
例えば、YouTubeの演奏動画を見て音と手元の動きも参考にしてコピーすることも、
耳コピということがあります。
そういう場合は「目コピ」と言って区別することもあります。
人の演奏をコピー(真似)することって、本当に勉強になることが多いです。
効率的な奏法、自分では思いつかないようなフレーズなどなど、
基本的な技術でも知らないことはやはり多いのでコピーを沢山することで、
見違えるように音楽の幅が広がり奏者として大きな成長が見込める、素晴らしい練習法です。
単純に楽譜を買えばいい、という意見もあるかもしれませんが、
世の中全ての曲の楽譜が存在するわけではありません。

「この曲素敵すぎる、演奏してみたい。」と思っても、楽譜がない、
という理由で演奏しないのはもったいないことです。
そして耳コピを繰り返すことによって、耳が鍛えられることにもつながりますし、
何より、楽器を持っていないときでも、街で流れる音楽の音が、こんな音かな、と考えるクセも付きます。
それは耳のいい訓練にもなりますし、(後で実際に楽器で確認、答え合わせなどすればさらに最高ですね。)
耳コピを繰り返すことによって、
その精度はみるみる上がっていきます。
しかし「難しそう、面倒くさそう。」
などの理由で敬遠する人も多いのが現実です。
ただ一つ言えるのは、
人を感動させるような
素晴らしい演奏ができる演奏者は、
人を感動させるような
素晴らしい演奏ができる演奏者は、
僕の知っている限り、
皆例外なく
数えきれない量の耳コピをしています。
皆例外なく
数えきれない量の耳コピをしています。

自分の中からオリジナルのものが生まれるのは、大量のコピーが前提の条件だと思います。
素晴らしい演奏を目指すなら耳コピは外せない練習でしょう。
ただ最初は慣れないとやはり難しいです、そんな時にとても役立つ耳コピお助け術を紹介します。
(耳コピする曲のチョイスも、ものすごく重要です。
今回は曲の選び方には触れられませんが、
いきなり難しい曲に挑戦して、挫折するのは良くありません。
簡単そうか難しそうかの判断も最初は迷いますが、
とりあえず動きの少ない曲から挑戦しましょう。)
(そして最初はコードや、伴奏のコピーよりも、
メインのメロディー、ギターソロなどの、
単音のコピーから始めましょう。)
今回は具体的な耳コピ方法というよりは、
その考え方や、手段の種類について挙げていきます。
2.みんな本当に同じくらい苦労してる笑
これ本当に大事な考え方であり、事実だと思うんですけど、
耳コピってマジ地味な作業で、時間かかるんですよね。

本当にたった一つの音の高さが分からなくて、その部分だけ何十回も聞いたり、
人間の耳は、一番最後に聞いた音の印象がやっぱり一番強く残るので、
何音かのメロディーを一気に聞いて、一気に当てるのはかなり難しいです。
みんなやってる有名な方法は、
例えばギターソロの、
わからないその一音が鳴った直後に一時停止、の繰り返し。
だから曲にもよりますが、耳コピの進み方は、コンマ何秒ずつ、っていうペースです。
つまり例えば20秒のギターソロとかでも、無限に感じる長さなんです。
でもやっていれば確実に終わりに近づいて、
コピーし終えた時の達成感はすごいです!
そんな苦労してコピーしたフレーズでも、数日弾かない期間があったら、
完全に忘れちゃった、なんてこともよくあります。僕は超あります。
また同じ曲コピーか、、と。(一回コピーしたことあるものは忘れていても、次コピーするときはかなり早く終わります。)
こんなことをやっていると、
「アホじゃないか、皆こんな時間かかってないだろ、
自分だけ才能なくてこんな時間かかってるんじゃないか、」
みたいに思って嫌になっちゃうこともあるんですけど、
そういうときはミュージシャンの先輩に確認してみるといいです、
皆同じようなことやってます。
コピーしたフレーズをカッコよく弾きこなしているその裏では、
地道で、地味な、耳コピという作業があるのです。
中には、
ものすごいスピードで、
耳コピする人もいます、長いフレーズを一気にコピー、みたいな!
そういう人たちは、
この地道で時間のかかる耳コピを、
何百回と繰り返してきた人たちです!
つまり、そうなりたかったら、
地道にこの作業を繰り返し、練習するしかないのです!
みんながこのアホみたいな地味な作業をしている、という事実は、
僕にとってすごく重要で、なんだか励みになるんですよね!
皆さんも一緒にこの地道な作業にハマりましょう!
3.目コピ
目からの情報は、かなり大きな助けになります。
自分の場合はギターなので、
音をとるだけなら左手の指板さえ映っていれば、音だけの場合よりもいくらか早く終わります。
そして右手の位置や、ピッキングの仕方まで映っていれば、
その人の演奏の、
音色などの細かい部分まで、
高い再現度の演奏を目指すことのできる情報が、
そこに存在しているということです。
教則ビデオなどの場合は、両手とも分かりやすく映してくれていることが多いですね。
YouTubeなどに投稿されている演奏動画でも、
そういった目コピに適した動画が、沢山あります。

それらを使わない手はありません!
4.YouTubeスロー再生
コピーが難しいとされる理由の中で、一番大きいのが、その速さです。
速いフレーズは、聞き取りづらく何個音があるのか分からないし、
第一にその知りたい音の直後に一時停止という、王道テクニックが使えないんです!
そんな時にはスロー再生!
なんと!
YouTubeにスロー再生機能があることは知ってましたか??
スマホの場合、
YouTubeアプリで動画を再生して、
右上の、3つ点が縦に並んでるマークをタップして、
【再生速度】を選んで、【0.5倍速】もしくは【0.75倍速】を選ぶだけです。
パソコンの場合、
動画を再生して、
右下にオプションがあって、
それの歯車マークをクリックして、【速度】を選んで、【0.5】もしくは【0.75】を選ぶだけです。
※0.25倍速は音が出ないので、注意してください!
この機能のすごいところは、どんな倍速にしても、音の高さが変わらないところです!
昔のラジカセのテープなどで、スロー再生すると、物理的に音の高さは低くなってしまって、
元の曲のKeyが変わってしまって、大変だったというお話を聞いたことがありますが、
YouTubeはそれをすべて自動で調整し、
同じ音の高さのまま再生してくれます!
耳コピ用に特化したソフトかよ!って感じです。
すべて無料!!!YouTube神なのかよ!
こーーんなに恵まれた環境で、耳コピむずいーーって嘆いてたら、
「海外の一枚のアルバムを、
輸送料などで1枚何万円かけて購入し、
輸送料などで1枚何万円かけて購入し、
この音どうなっての、
どんな弾き方したらこうなるのと想像を膨らませ、
どんな弾き方したらこうなるのと想像を膨らませ、
聞き取りづらい低くなった音程のスロー再生を、
巻き戻しにも時間のかかる機械で何度も繰り返し再生して、
コピーしたものを、移調させて、、、」
という苦労をしていた方達に申し訳ないですよ!
存分にこの便利ツールを使いこなしましょう!
5.音楽理論は役立つ
音楽理論という言葉は、敬遠してしまう人がいらっしゃるのであまり使わなくても構いませんが、
「Key」という考え方を知っているだけで、耳コピスピードは、何十倍にも跳ね上がります!
ここで音楽理論については深く触れられませんが、
例えばスピッツのチェリーの、ギターイントロのフレーズをコピーしたいとなった時に、
チェリーはKeyがCだということが分かれば、
半音階的な考えでは、
12種類ある音の高さの中から7種類の音しか基本的にはこの曲の中には出てこない、ということが瞬時に理解できます。
12種類の中から音を探す時より、7種類の中から音を探す方が楽ですよね。
単純に考えて12分の7、
約半分の労力で耳コピが進められるようになります。
このKeyという考え方は、最初の土台部分だけなら、
ググれば1時間もかからず理解できることなのでこれ以上は書きません!
KeyがCなら
Cメジャースケール(ドレミファソラシ)の7つの音のみから
基本的には構成されている、
ぐらいのことが分かれば、とりあえずは十分です。
一回知ってしまうと、
知らない頃の大変さが恐怖に思ってしまうほど、音楽理論というのは便利なものです。

6.まとめ
耳コピは大切な勉強法です!その際に役立てて欲しいのは、
①みんな同じくらい時間かかって超地味な作業に取り組んでいる、という事実
②目からの情報は大きいので、目コピを活用すべき
③YouTubeスロー再生は便利すぎる
④音楽理論が少しでもあると、かなりの労力削減になる
これらの4つです!
みんなで耳コピに取り組みましょう!!!
コメント